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ペルシャ絨毯の買取について解説!相場や産地ごとの違い、注意点とは?

2025.08.11

「ペルシャ絨毯って高値で売却できる?」
「ペルシャ絨毯の買取相場は?」

高級な絨毯として知られているペルシャ絨毯は、中古市場でも人気を誇り、高値で取引されています。「高いお金を払って購入したのだから、捨てずに売却したい」と考える方も多いでしょう。ただし、売却時の注意点や買取相場を把握しておかなければ、相場よりも低い価格での査定となってしまい後悔しかねません。

本記事では、ペルシャ絨毯の買取相場や売却時の注意点、高値で取引されやすいペルシャ絨毯の特徴を解説していきます。少しでも高い価格で売却したい方はぜひ参考にしてみてください。

ペルシャ絨毯とは?

ペルシャ絨毯とは、イランで伝統的に織られてきた高級手織り絨毯の総称です。絨毯としての実用性だけでなく、イランを代表する伝統工芸品としても高い評価を得ています。

ペルシャ絨毯が高い評価を得ている大きな理由は、長い歴史と伝統にあります。正確な起源は判明していないものの、現存する最古のペルシャ絨毯である「パジリク絨毯」でも、およそ2500年以上の歴史があると言われているほどです。(※最新の研究では中央アジアで作られた説が有力とも言われています。)

また、ペルシャ絨毯の模様からも、さまざまな宗教や文化と交流してきた長い年月の移り変わりが見て取れます。ペルシャ絨毯の模様には、イスラム美術に代表される幾何学文様やアラベスク、花柄などが多いです。しかしそれは、ただ単にイスラム文化が反映されているだけの単純なものではありません。

元々イランにはオリエント文明(エジプト、メソポタミア、フェニキアなどを中心とする世界最古の文明)にも属されるアケメネス朝ペルシア帝国を源流としたイラン独自の文化が築かれていました。

その後、イランの伝統文化は、ギリシア文化との融合や、イラン系遊牧民によるイラン文化の復興などを経て、現在のイスラム文化と統合された、イラン=イスラーム文化へと変遷しています。このようなさまざまな文化圏との接触や国家の移り変わりは、ペルシャ絨毯の模様にもあらわれています。

【ペルシャ絨毯の模様と歴史的背景】

  1. オリエントで発祥したと言われているアカントスの葉の模様
  2. ギリシアで発展した蓮の花のモチーフであるパルメット文様
  3. 紀元前2世紀頃にイラン人が建国したパルティアの兵士の絵柄

また、ペルシャ絨毯を語るうえで、中東と中国をつなぐシルクロードとの関係も見逃せません。ペルシャ絨毯はシルクロードを通じて世界中に広まり、中国にも伝わりました。ペルシャ絨毯の龍や鳳凰、雲のリボンなどの文様からは、かつての中国との交流の歴史も推察できます。

このようにペルシャ絨毯は工芸品としてだけでなく、複雑ながらもどこかロマンチックなイランの深い歴史が感じられる点が高く評価されているのです。

だからこそ中古であっても一定の価値が認められ、高価買取される可能性があるのです。

ペルシャ絨毯の買取相場は?

ペルシャ絨毯の買取相場は、以下のさまざまな要因によって変動します。

  1. サイズ:大きいほど買取で有利
  2. 産地:5大産地で作られたものは査定で有利
  3. 年代:古いものほど査定で有利
  4. 状態:保存状態の良好なものほど査定で有利
  5. 素材:シルク製は査定で有利

※ペルシャ絨毯の5大産地:イスファハン、カーシャーン、タブリーズ、クム、ナイン

上記の要因により、同じ産地のものでも買取価格が異なります。

例えば、サイズの大きなものは製作に手間がかかるため価値が高くなります。しかし、大きなペルシャ絨毯でも状態が悪かったり、製作年が新しかったりすると相場よりも低い価格での買取になるケースもあります。

そのため、買取相場を把握する場合はなるべく条件の同じ取引事例を参考にするとよいです。

下記におおよその買取相場をまとめましたので、産地やサイズなどを参考にしながら目安にしてみてください。

絨毯の種類

サイズ(センチメートル)

買取相場

クム産ペルシャ絨毯

192×135

3万~5万円

タブリーズ産ペルシャ絨毯

250×246.5

40万~50万円

イスファハン産 ペルシャ絨毯

350×252

30万~40万円

カーシャーン産 ペルシャ絨毯

202×138

3万~5万円

クム産ナーミ工房製 ペルシャ絨毯

290×198

20万~30万円

ニーシャープール産ペルシャ絨毯

375×293

2万~5万円

カシマル産ペルシャ絨毯

322×235

5万~10万円

トルクメン産ペルシャ絨毯

115×76

1万~2万円

ウール ペルシャ絨毯

130×150

6,000円前後

クムシルク ペルシャ絨毯 ジャムシディ工房

100×144

12万円前後

クムシルク ペルシャ絨毯 ミルメヒディ工房

150×100

5万円前後

タブリーズ産 ペルシャ絨毯 シルク&ウール

150×200

6万円前後

クムシルク ペルシャ絨毯 アラーガマンデ工房

100×160

15万円

上記はあくまで目安です。実際には専門家の査定を受けるのがおすすめです。

「まねきや」では、ペルシャ絨毯の買取実績の豊富な鑑定士が、保存状態や産地、素材などを加味して適正価格を見極めます。

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高価買取されやすいペルシャ絨毯とは?

ここからは、高価買取されやすいペルシャ絨毯の特徴を以下の5つに分けて解説します。

  1. シルク素材のペルシャ絨毯
  2. 緻密なノット数の絨毯
  3. 有名工房や署名入りの絨毯
  4. 大型で状態がよい絨毯
  5. アンティーク(30年以上経過)絨毯

お手元のペルシャ絨毯が上記の特徴に該当すれば、高価買取が期待できます。手元の絨毯と記事を見て、買取価格の概算を予想してみましょう。

1.シルク素材のペルシャ絨毯

高級素材であるシルクで作られたペルシャ絨毯には高値がつく傾向があります。なぜならシルクは需要に対して供給が少なく、天然素材のなかでも高値で取引されるためです。

蚕の繭から生産されるシルクは、人工的な大量生産ができません。加えてシルクは、以下のような特徴から人気の衣類素材でもあります。

  1. 人の皮膚と同じタンパク質でできており、肌馴染みがよい
  2. シルク特有のプリズム状構造により、独特な光沢感を持つ

このような理由から人気があるにも関わらず、大量生産できないためシルクの絨毯は高級品とされています。

特に5大産地の1つである「クム」で作られたペルシャ絨毯は100%シルクで作られており、中古市場でも高値で取引されやすいです。

原料表記を見たり表面の光沢をチェックしたりして、絨毯の素材がシルクであるかを見分けてみましょう。

2.緻密なノット数の絨毯

1平方メートルあたりのノット(結び目)の数が多いペルシャ絨毯は価値が上がります。なぜならその分手間がかかっており、職人の高い技術力が反映されているためです。

一般的に、ペルシャ絨毯には1平方メートルあたり16万〜144万のノットが存在します。ノット数の多いものほど製作の手間がかかるだけでなく、デザインも複雑になる傾向があるため高値がつきやすいです。

ただし、ノット数が少なくても素材や産地、保存状態によっては高い価値がつく場合もあります。

またペルシャ絨毯の知識がなければノット数を数えるのは難しいため、気になる方は専門家に依頼して調べてもらいましょう。

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3.有名工房や署名入りの絨毯

有名工房や有名アーティストの署名入りのペルシャ絨毯も高値で取引されやすいです。似たデザインのシャツでも、ブランド品や有名なデザイナーの製作したものは高値がつくのと同じです。

ペルシャ絨毯には産地ごとにさまざまな工房があります。

以下に一部をまとめました。

工房名(産地)

特徴

アクバル・メヒディー工房(イスファハン)

細密画や装飾工芸を用いたデザインが特徴。「イスファハン・メヒディー」の名でイラン特許庁にも商標登録されている。

アブドラヒーム・シュレシ工房(イスファハン)

1869年生まれのアブドラヒーム・シュレシが設立。製作したペルシャ絨毯は露した皇帝ニコライ2世にも献上される。

アクバル・ネザミドゥスト工房(タブリーズ)

タブリーズのタブロー絨毯の第一人者である、アクバル・ネザミドゥストが設立。驚くほどの緻密さと数百にも及ぶ配色によって作り上げられるペルシャ絨毯が有名。

アッバス・アリー・アラバフ工房(タブリーズ)

有名絵画や世界中の画集から着想を得た、イランの細密画や装飾の文様を独自にアレンジした斬新な作風が特徴的。

アッバス・アリー・ジャムシードプール工房(クム)

「ゴル・リズ」と呼ばれる小花文様と徹底した品質へのこだわりで知られる。

アボロカゼム・ラングラズ・ジェッディ工房(クム)

天然染料を使った染色技法と1000色にも及ぶ色糸を使用した作品の美しさが有名。アラブ諸国だけでなく、ヨーロッパや日本でも支持を得ており広く名が知られている。

ファットラー・ハビビアン・ナイニー工房(ナイン)

「ナイン絨毯の父」とも呼ばれるハビビアン兄弟が設立。イラン風外套であるアバー織りの技術が生かされたペルシャ絨毯が高い評価を得る。

ファルハド・ババジャマリ工房(ナイン)

イスファハンに生まれのファルハド・ババジャマリが設立。「ババジャマリ・チェーン」と呼ばれる鎖状の文様でメダリオンやフィールドの周囲を囲んだ作品が有名。ペルシャ絨毯のデザインに関する本の執筆やイスファハン芸術大学付属ナイン芸術学校の設立に携わるなど多方面で活躍。

セイエド・アミール・ホセイン・アフサリ・カシャーニ工房(カーシャーン)

イランの絨毯の歴史のなかでも斬新な配色が特徴。確かな技術力は経済大臣にも認められ、パジリク絨毯の復元にも携わるほどの実績を誇る。

セイエド・モハンマド・アフサリ・カシャーニ工房(カーシャーン)

天然染料で染め上げた数千色の糸を用いて、イランの人物や風景が描かれた絵画をそのままペルシャ絨毯に反映したデザインが有名。

上記のよう名の知れた工房のサインが施されているペルシャ絨毯は本物であることの証明にもなるため、価値が高くなります。

ただし、近年ではサインを模倣した偽サインがつけられたペルシャ絨毯も出回っています。素人では見分けられないため、保有しているペルシャ絨毯に施されているサインが偽物である可能性も考慮に入れておきましょう。見分ける場合は、一度専門知識を持つ鑑定士に依頼する方法が有効です。

4.大型で状態がよい絨毯

大型で状態のよいペルシャ絨毯も価値が高くなりやすいです。なぜなら大きいサイズほど製作に時間がかかり職人の手間も増えるためです。

ペルシャ絨毯のサイズは産地によりさまざまですが、基本的な規格は以下のとおりです。

名称

サイズ(センチメートル)

ポシュティ

約60×90

ザロチャラケ

約80×120

ザロニム

約100×150

ドザール

約140×210

パルデ

約160×260

キャレギ

約200×300

ガリ

約250×350もしくは約300×400

また、状態のよいペルシャ絨毯も高値で取引されやすいです。ペルシャ絨毯に考えられる劣化には以下があげられます。

  1. 飲み物や食べ物の汚れ
  2. カビ
  3. 色褪せ
  4. 傷・ほつれ

特にリビングや玄関マットなど、日常的に踏む回数の多い絨毯は劣化も目立ちやすくなります。売却時に劣化がみられると買取価格が下がるケースもあることを理解しておきましょう。

ただし、汚れていても産地や年代、素材など他の要因によって高い価値がつく場合もあります。後悔しないよう、長い間使わずに保管していたことで状態が悪くなってしまったペルシャ絨毯も捨ててしまわず、一度査定に出してみることをおすすめします。

5.アンティーク(30年以上経過)絨毯

30年以上経過したアンティーク品のペルシャ絨毯も中古市場では高値で取引されやすいです。特に1970年代以前に作成されたものはデザインや技法がユニークな作品もあり、希少価値が高いです。例えば、「有名工房や署名入りの絨毯」で紹介したアッバス・アリー・アラバフ工房のペルシャ絨毯も、イランの伝統的なスタイルを独自にアレンジしたユニークさが売りです。

アンティーク品は多少の汚れがあっても高値がつく場合があります。前述の通り、汚れていてもすぐに捨てず、一度査定に出すのが後悔しないための賢明な方法です。

ペルシャ絨毯は産地によって違いはある?

ペルシャ絨毯には5大産地と呼ばれる、有名な産地があります。ここではそれぞれの産地の特徴を解説します。

  1. イスファハン
  2. タブリーズ
  3. クム
  4. ナイン
  5. カーシャーン

産地ごとの特徴や買取相場を知れば、買取時の査定ポイントをある程度理解して売却できます。お手元のペルシャ絨毯にはどのような特徴があるか知るためにも、それぞれの特徴をチェックしておきましょう。

1.イスファハン

イランの中央部に位置する、2600年以上の歴史を持つ古都「イスファハン」は、イラン第二の人口を抱える都市です。古くから交易や文化、政治の中心的な街として栄えてきました。16世紀にはサファヴィー朝の首都であったため、その名残から現在でも宮殿や寺院が建ち並び、観光地としても有名です。

王朝時代には、王室専用の絨毯工房の設立や宮廷職人を育成するなど、絨毯産業が大きく発展しました。

イスファハンの絨毯のオーソドックスなデザインは、中央に描かれるメダリオンや唐草模様などです。高品質なシルク素材や緻密なノット数など、成熟した技術力が詰め込まれており、王朝時代に培われたこの技術が人気を支えています。

シンプルなデザインのイスファハン産絨毯は中古市場でも人気が高く、状態のよいものは5万円前後で買取となる場合が多いです。

2.タブリーズ

イラン北西部の東アゼルバイジャン州の州都であり、イラン第4の都市「タブリーズ」は、ユネスコ世界遺産にも登録されている世界最古のバザール(※1)を抱える街です。かつてはシルクロードの玄関口として交易で栄えた街でした。そのため、世界中へ届けられるペルシャ絨毯の多くがこの街を経由したとも言われています。

タブリーズのペルシャ絨毯には豊富なデザインのものがあります。さまざまな自然や動植物、人物の絵柄を鮮明に映し出す配色と結びの技術力が高く評価される要因です。

なかでも「マヒ柄(魚)」や花柄は特に有名で、絵画のようなインテリアを彩る鮮やかなペルシャ絨毯は特にヨーロッパで人気です。中古市場でも高値で取引されやすく、サイズの大きい状態のよいものであれば、30万円ほどの高額査定になる場合もあります。

(※1)バザール:アラビア語で市場を意味する言葉。

3.クム

首都のテヘランから100キロメートルほど南下した場所に位置する「クム」は、イスラム教シーア派が根付く宗教の街です。クムのペルシャ絨毯は1930年代から始まりました。比較的浅い歴史をむしろ強みとして、イランの伝統を受け継ぎつつも斬新なデザインが多く生産されています。

またクム産の絨毯の大きな特徴は、多くがシルクを使っている点です。シルクの持つ上質な光沢による見た目の美しさと滑らかな肌触りが特徴的で、生産される絨毯の9割以上がシルクを用いています。お手元の絨毯の素材がシルクの場合、クム産である可能性があります。

伝統と革新を融合させたクムならではのペルシャ絨毯は現代のインテリアにもマッチしやすく、日本やヨーロッパで人気を得ています。高品質な素材と現代的なデザインは中古市場でも需要があり、小型の絨毯でも10万円前後で買取となることも多いです。

4.ナイン

イラン中央部のイスファハン州にある「ナイン」は、イスラムの建造物を多く有する観光地としても有名な街です。もともとはアバー(イラン風外套)の製作が盛んでしたが、西欧衣服の流行によってアバー産業の衰退とともに、ペルシャ絨毯の生産が始まりました。

緻密な織りの技術はペルシャ絨毯の製作に転用され、現在では世界的な絨毯の産地となっています。

また、ナインのペルシャ絨毯は、イスファハンの影響を強く受けています。絨毯の中心に円や楕円、八角形、星形などが大きく描かれているメダリオンや唐草模様などのオーソドックスな模様と、ベージュや青系を基調とした配色が多く、落ち着いたデザインがナイン産の大きな特徴です。

ナイン絨毯の品質は、ペルシア語で「捻り」を意味する言葉に由来した「LA(ラ)」を用いて分類されます。各等級の特徴は以下のとおりです。

等級 

特徴

4LA

最も高い品質。約100万ノットの密度とウールやシルクなどの最高級の素材、精巧な作りが特徴。愛好家からも高い人気を得ている。

6LA

一般的な品質を表す等級。約64万ノットの密度と緻密なデザイン、職人の技が評価されている。

9LA

約36万ノットの密度の最も手頃なランク。ナイン絨毯を気軽に楽しめる価格帯の絨毯の品質。

なかでも最高級ランクの4LAは品質が特に高く、中古市場でも高値で取引されます。状態のよいものは50万円前後での買取になる場合も多いです。

ただし、上記ランクを判断するには、ペルシャ絨毯の詳しい知識が不可欠です。

お手元のナイン産ペルシャ絨毯の品質を確かめたい場合は、専門家に鑑定してもらいましょう。まねきやなら、確かな審美眼と豊富な経験をもとに、適切な買取価格を提示いたします。

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5.カーシャーン

イスファハンの北西部に位置する「カーシャーン」は、薔薇の栽培や陶器やタイルなどの工芸品が有名な街です。織物の歴史も古く、カーシャーンの誇る技術はユネスコの世界無形文化遺産にも登録されています。

カーシャーン産の絨毯には、前述のメダリオンや唐草模様、つたの葉や花が絡みあった模様が幾何学的に描かれているアラベスクなど、オーソドックスで古典的なデザインの絨毯が多く、イランの伝統を感じられるペルシャ絨毯として多くの支持を得ています。配色も紺やベージュなどの落ち着いた色が多く、シンプルで飽きのこない色づかいも人気の理由です。

比較的、どのようなインテリアにも合わせやすいカーシャーン産のペルシャ絨毯は中古市場でも需要が高く、状態のよいものは10万円前後で取引されています。

ペルシャ絨毯を買取に出す際の注意点

ペルシャ絨毯を買取に出す際の注意点を3つ解説します。

  1. 事前に掃除・手入れをしておく
  2. 保管状態を伝える
  3. 証明書や購入時の情報を揃える

高い金額で購入したペルシャ絨毯は、少しでも高値で売却したいですよね。納得できる価格で売却するためにも、下記の注意点を押さえておきましょう。

1.事前に掃除・手入れをしておく

ペルシャ絨毯を買取に出す際は、事前に掃除や手入れをしておきましょう。ホコリやゴミが付いたままでは印象が悪く、査定額が下がる可能性があります。

事前にすべきお手入れの例

  1. 掃除機をかける
  2. 陰干しして裏面をたたく
  3. 雑巾で軽く拭き取る

ただし、過度な手入れは避けるべきです。ペルシャ絨毯の素材であるシルクやウールは繊細で、以下のようなお手入れをすると傷つく可能性が高いです。

  1. 強く擦る
  2. 毛先の硬いアタッチメントで掃除機をかける
  3. 薬品を使用して拭く

このような方法はかえって絨毯を痛めてしまい、価値を下げてしまいかねません。取り除けないシミや汚れは無理に落とそうとせず、そのまま査定してもらいましょう。

なお、落ちない汚れへの対処として、専門クリーニングを依頼する方法もあります。ただし、一回の依頼で5〜10万円前後の費用が発生するため、買取価格よりも高く付いてしまう場合があります。

売却時の利益を最大化するためにも、クリーニングに出す前にまずは無料で査定してもらいましょう。その際、汚れでどのくらい減額されているかも聞いておくと、クリーニングすべきか判別しやすくなります。

相談も可能なLINE査定はこちらから>>

2.保管状態を伝える

ペルシャ絨毯を買取に出す際は保管状態を伝えることもポイントです。保管状態を正確に伝えると鑑定士へ与える印象がよくなり、スムーズな査定ができるためです。特にペルシャ絨毯の売却が初めての方はトラブルにならないよう、保管状態は正確に伝えましょう。

なお、ペルシャ絨毯は、円状に丸めることで陽があたりづらくなります。また、その状態で湿気の少ない場所に保管すると、劣化を遅らせられます。適切な方法で保管されたペルシャ絨毯は比較的状態もよく、査定でプラスに働く可能性が高まります。

3.証明書や購入時の情報を揃える

ペルシャ絨毯を買取に出す際は、証明書や購入時の情報を揃えましょう。ペルシャ絨毯には、ペルシャ絨毯の売買を専門にしている業者や民間の組合などが発行する鑑定書や証明書があります。購入時に付属していた鑑定書や証明書を買取時に揃えて出すことで再販価値が高まるため、査定で有利になる可能性が高いです。

また、ペルシャ絨毯の「購入証明書」を発行している業者もあります。「購入証明書」もペルシャ絨毯の取り扱いを専門にしている信頼できる業者から購入したことの証明になるため、査定で評価される傾向があります。購入時に付属した鑑定書や証明書は大切に保管しておき、買取時にはセットで提出しましょう。

ペルシャ絨毯を売るならまねきやがおすすめ

本記事ではペルシャ絨毯の買取相場や高値で取引されやすい絨毯の種類、買取に出す際の注意点などを解説しました。

ペルシャ絨毯はイランの歴史と伝統が詰まった高級絨毯です。実用品としてだけでなく骨董品としての価値も高く、産地や素材、サイズ、状態によっては高額査定になる場合もあります。

使わなくなったペルシャ絨毯が予想外の高値での買取になる可能性もあるため、処分する前にまずは買取業者の査定を受けてみましょう。

「まねきや」はブランド品や美術品の買取実績が豊富で、ペルシャ絨毯の買取にも力を入れています。専門知識を持った査定士が在籍しており、産地やデザイン、素材、保存状態を適正に評価できます。どのようなペルシャ絨毯でも査定するので、まずはお気軽にご相談ください。

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この記事の監修者

水野 政行 | 株式会社水野 代表取締役社長

高価買取専門店 まねきや 最高責任者・鑑定士

今まで 54,750点以上の査定実績。
金・貴金属・宝石全般、ロレックスなどのブランド時計、ブランド品全般、切手、古銭、絵画、骨董品全般の査定を得意とする。
2021年より自社ブランドである「高価買取専門店 まねきや」をリリースし、全国に展開。 「売るはめぐる」をコンセプトにした、買取専門店である当店を一人でも多くの方に体感していただくために、私の約15年間の業界経験の全てを注ぎたいと思っております。